大武崙砲台(台湾・基隆市安楽区)

今回も砲台跡関連の記事になります、白米甕砲台に続いて大武崙砲台に行ってきました。
白米甕砲台から直線距離で大体3.5kmほどのところに大武崙砲台はあります。
大武崙砲台も文化遺産で台湾の二級古跡に登録されています。

大武崙砲台の入口前の山道

入口から緩やかな坂道が続きます。

 ここにはかつて司令部と寝室があったようです。


 奥の二間は中でつながっていて、一番奥の部屋が一番広かったです。

こちらの兵営は砲撃にあい、破壊されたのですが何とか形は残っています。

 兵営の後ろにあるトイレ

 砲台跡

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砲台下にある弾薬庫

着弾した破片が直接弾薬庫に入って他の弾薬が誤爆しないように、中は折れ曲がった構造になっています。

 弾薬庫の中は真っ暗で、入るにはちょっと勇気がいります...

 砲台跡の脇、階段の先にある観測所。


貯水池、3口ある方は水を貯めておく為と沈殿池の役割もしていたそうです。

 1口の貯水池がきれいになった水を貯めておく場所で、飲み水などに利用されていたそうです。

大武崙砲台の周りは石垣で囲まれています。

どこに辿り着くのか気になったので実際に行ってみたのですが、ここからは下にある情人湖公園に行くことが出来ます。
階段は結構急で下る分にはよかったのですが、上がってくるのはすごく疲れます、ちなみに距離は1.8kmあります。

石垣の内側にある塹壕

奥の細長く突き出た場所が野柳です。

砲台跡だけあって、石垣の上からの景色はやはり眺めがいいです。

ここが昔は軍事基地だったとは・・・今となっては緑に囲まれた自然豊かな場所ですが
砲台跡や塹壕そして兵営などはまだきれいに残っているので、自然を感じながら歴史にも触れあえる場所です。
基隆にはなんと言っても砲台跡が多いので、これからも行けるだけ行ってみようと思います。

今回ここでの滞在時間は大体1時間半ほどで、基隆市内、基隆駅からは離れているものの情人湖が近くにあるせいか、人は多くはないですがまあまあいる方だと思います。

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