台中放送局(台湾・台中市北区)

台中放送局は1935年~1998年まで中部地区のラジオ放送を担っていた場所です。
台中放送局は1935年から使われ始め、日本統治時代に当時台湾にいた日本人に日本のラジオ放送を届けるため、また放送事業発展のために建てられた放送局で、台湾ではこれが3つ目の放送局でした。1998年に台中放送局に入っていた、中国広播公司が移転したので建物は台中市の管理下に置かれました。
雙十路から電台街に入り少し歩くとレトロな雰囲気の建物が見えてきます。

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入口すぐ脇にある小屋は、当時機関銃等が備えなれ堡塁の役割を果たしていたそうです、今では外からしか見ることが出来ません。

地下へと繋がる道なのですが、今は固く閉ざされています。

彩虹日池

冒頭でちらっと見えましたがこちらが台中放送局の建物、建築様式はロマネスク様式とゴシック様式をかけ合わせたものとなっています。今はアートスペースや、イベントスペースなどに使われているようです。

建物内に入ることも出来ます、中にはカフェスペースや展示スペースなどがあります。

建物内に入ると、片隅に当時の棟札がおかれていました。この建物が日本統治時代に建てられたという証拠ですね。

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展示スペース
行ったときは、台中放送局の歴史とアート作品が幾つか展示されていました。右手の階段で二階に行ってみたかったのですが、立入禁止らしいので諦めました。 

建物は意外と小さく、展示スペースなどに入らなければあっという間に見終わってしまいます。
建物の反対側に防空壕があるとどこかのブログか何かで見たことがあったので、そちらも見てきました。

何故ここに灯篭があるのかと疑問に思ったので、隣の案内板を見ると「灯篭は元々台中神社境内にあったもので、推測では神社解体時に台中放送局敷地内に移された、台中放送局敷地内に灯篭があるのは今だ謎」らしいです。

これが防空壕入口

階段が下まで繋がっていて入れるはずなのですが、かなりの水が溜まっていたので下には行けませんでした...

入場料 :無料
開放時間:月曜日~日曜日(10:00~18:00)

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