彰化扇形車庫(台湾・彰化県彰化市)

今日は彰化にある扇形車庫に行って来ました。
 日本統治時代の1922年に建設されてから台湾では唯一現役の扇形車庫、蒸気機関、ディーゼルから電化へ移り変わりにより、元は5箇所にあった扇形車庫も役目を終え、今ではここ彰化県の扇形車庫ただ一つとなってしまいました。また、彰化県指定史跡に指定されています。

細い道を入って行くと入口がひっそりとありました。

門から入るとすぐ脇に守衛室があるので、そこで記名すると見学できます。

地面に書かれた参観路線に沿って扇形車庫の裏側を通っていきます。

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扇形車庫へ向かう途中、車庫裏から車庫内を覗くことも出来ますよ!!窓枠は当時から変わっていないのか、色褪せた感じがいい雰囲気を醸し出しています。

車庫内は意外と綺麗で、排気ガスの臭いが強いイメージがあったのですが、ペンキ塗りたてだったのかペンキ独特のシンナー臭がかなり強かったです。

扇形車庫に向かう途中トイレがあるのですが、男女共同になっています。

1922年建設当初は6つの車庫(3~8番)しかなく、1924年に1、2、9、10の四つの車庫が増築されました、1933年に現在の形になりました。

車庫の形式は平面式と半地下式の2種類があり8~12番は平面式が1~7番は半地下式となっています。

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行った日にはCK124、DT668の蒸気機関車2台とディーゼル機関車4台が止まっていました。

敷地内には高台も設置されていて、上から全体を見下ろすことも出来ますよ!

一番車庫からターンテーブルを通して真っ直ぐ延びる線路、そして西日が強くなり逆光気味...

ターンテーブルが動く時間は決まっておらず、動くシーンを見たいという方はその時をひたすら待ち続けるしかないですよ!! 

そして、最後に車庫内には至る所に進入禁止の表記があります、 また車庫内も立入禁止ですので注意して下さい、当日も誰かが車庫内に入ったのを見た作業員が大声で怒鳴っている様子を見かけました。今も使われている車庫、そして操業時間中なので迷惑はかけてはいけませんね!!


今回は扇形車庫に行ったのですが、現地での滞在時間は約1時間50分程でこの間ターンテーブルが動いたのは4回方向転換、出庫、入庫のシーンが見れました。すべてのシーンを高台から見ていたのですが、機関車がターンテーブルへ入る時に車庫全体に響き渡る振動が印象的でした。
台鉄彰化駅の近くなので、アクセスも悪くない場所にあると思いますので近くに来た際は是非行ってみてくださいね!!

・ 料金 :無料
・見学時間:13:00~16:00(火~金)、10:00~16:00(休日)、月曜は休館。

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