滬尾砲台(台湾・新北市淡水区)

紅毛城を見終わり、その近くに前から行って見たいと思っていた滬尾(こび)砲台があるので行ってきました。今回もまたまた砲台関連の記事になりますが、この砲台は今まで紹介してきたものとは形もが全く違います。
当時は攻撃を受けることもなかったようなので、保存状態は良好でした。そしてここの砲台は中華民国の二級古跡に指定されています。

 入口にはインフォメーションセンターがあり、そこには日本語のパンフレットも置いてありますよ!!

この要塞の回りをぐるっと一周する通路がありました。

こちらが砲台へ続く唯一の入口、分厚いコンクリート製の壁が目を引きます!壁は厚いところで約4mにも達するそうです。
(写真が少し斜めになっているのが少し気に食わないですね...私が撮ったんですが...)

門の上には北門の要の文字があり、見るからに頑丈そうです。
さて、中に入っていきますよ!!

中に入ると周りはすべて壁で囲まれていました、これぞ鉄壁の守りですね。

入ってすぐのところにロープに囲まれた場所があるのですが、その真ん中にあるのが兵舎跡です。
ではでは、室内へ!!

 砲台下のスペースは兵士の寝室や倉庫、弾薬庫などなどの用途に使われていたようです。


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ここから砲座跡に上がることができ、上には計4箇所に砲座跡があります。

左右両方とも砲台です。

かつてはこの砲台跡にアームストロング砲が淡水河方向を向いて設置されていました。

ここは観測所でしょうか?

 170°

180°


 360°

180°
各場所の砲台によって旋回角度に違いがあります。(角度はうる覚えなので間違えてたらすみません)

所々に見える車輪みたいな形をした土台は、ガイドさんによると日本軍が跡から設置したものらしいです。

砲台のある場所から入口を眺めます。因みに手前にある、煙突みたいなものは通気口です。

室内から通気口を見上げるとこんな感じで、今となっては照明がすっぽりと入っています、いい空間の利用の方法ですね!!

滬尾砲台はこれにて終了です

開放時間 : 月~金は9:30~17:00(土曜日は18:00まで)
入場料金 : 無料

砲台と言えば小高い山の上などにあるイメージが強かったのですが、滬尾砲台の場合そこまで高い場所にある訳でもありませんでした、今まで見てきた砲台とは違う形だったので面白かったです。壁の厚さももちろんのこと、規模も大きいので見所は多々ありました。
入口近くには無料の駐車場もありますし、バス停も入口すぐ脇にありますので、淡水に来たら是非、滬尾砲台まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか!?

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