南竿|北海坑道(台湾・連江県南竿郷)
続いてはこちら大漢拠点の近くにある北海坑道に戻ってきました。 北海坑道は船舶を停泊させるために用いられた坑道で、完成までに820日あまりの時間を費やし完成しました。 実は大漢拠点に行った時立ち寄ってみたのですが、丁度満潮で水かさが高いとのことで中に入れなかったので別の場所を目指しました。 周りにある砲は日本製だそうです、昭和18年のものがまだこうして残っているんですね!! 対岸にはインディアンの顔の形をした岩があります、これは結構似ていたので写真に収めました。 入口はこの後ろにあります、分かりずらいですね!! 北海坑道は入るには注意が必要ですよ、潮の満ち引きの時間によって入る事が出来ないので時間を注意して下さいね。 入口から真っ直ぐ延びる坑道、この先がお目当ての場所です!! 掘削当時の様子が再現されています。 北海坑道入口 中では船に乗る事も出来ます。(別途料金がかかります) 見学は時計回りに順路に沿って見学です、とは言っても一方通行ですので分かり易いかと思います。 岩肌が黒ずんでいる部分が満潮時の水位の高さの目安になります、歩道を超える高さまで水が上がって来ていることがわかります。 しかしながら、この坑道の幅、広さには驚きです。高さ18ⅿ、幅10ⅿもの大きさを誇る坑道の掘削にはかなりの人員を要したことでしょうね。 歩道は濡れているところがほとんどで、泥が堆積しているところもあるので歩く際には注意して下さいね!! 井桁の形をした坑道はどの角度から見ても飽きが来ませんね。 上向きに開いている開口部、何処に繋がっているか気になります。 海へと繋がる出入口、今となっては閉ざされてしまっています。 外から見た出入口、外から見ただけでは中にこんなにも大きな空間が広がっているなんて想像できませんね。 先程言い忘れましたが、船には船頭さんが漕いでくれるタイプと自分で漕ぐタイプの2種類あります。 全長700Ⅿの歩道もここで終わりです、かなり大きな坑道に圧倒されながら歩いてきましたが、あっという間に時間が過ぎていました。